Do not kill anywhere anytime 市民の意見30の会 東京

みなさまから寄せられた新「提言」を紹介します

2020

08/06

179号でお知らせした新「提言」が、市民のみなさまから送られてきましたのでご紹介します。
とりあえず、わかりやすいように内容別に項目を整理しました。


政治道徳
・政治家はウソをつくな。
・公務員はウソをつくな。
・裁判官はもっと勇気と良心をもて。

外交・安全保障
・国と国のもめ事は、話し合いで、お互いにゆずり合う。
・不要不急の外出もそうだが、不要不急の予算を削減すること。1、F35戦闘機1機140億円を104機、全部取り消す。2、イージスアショア2台(1台4千億円位)を配備しない。3、中東海域への海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」と哨戒機P3Cを引き上げる。4、辺野古新基地建設を中止する。
・全世界の国が日本国憲法第9条のような条文を含む憲法を持つようになる外交を進めよう。
・新型コロナウイルスとの闘いは、世界各国の英知を結集させ協力関係を構築する粘り強い闘いが必要である。ウイルス禍との闘いを通じて、これからの平和と安全保障のあり方を考えなければならない。

戦争
・戦争はしない。日本はシルクロードの東端で、過去から、西・南・北から来た人々との混血の国です。今後も多くの移民を受け入れて、平等で差別せず、民主主義を成熟させ、文化的にも進化すること。
・たとえ「正義のため」であっても、戦争はしないこと。絶対に。
・殺すな、殺されるな、殺させるな。戦争屋に負けない。

社会規範
・私たちは、自分の生活や社会の現状に対して意見を持ち、現状を変えたいと思い、何らかの形で声をあげた人をみつけだし、ともに応援したいと思います。
・私たちは生きていく上で大切なことは、自分の意見を持つことであり、そのためには自分にこだわり、自分の生活の中から自分の感情と意志を見つけ出すことが大切だと主張したいと思います。
・飢え、病いで苦しむ人(特に子ども)がいない社会を目指す努力を!
・あらゆる差別を許さない、認めない社会にしなければならない(人権、男女、貧富、LGBT他)。貧富の差は甚だしく、子どもの貧困の度合いは6人に1人と言われる一方、巨額の富を有する人が増えている。
・障碍者(児)や外国人(特に中国・朝鮮・韓国人)への差別をなくし、共有・共生・自立への道をめざそう。
・(1)家族・近所・友人たちと自然な交流ができ、(2)自然界の他の生き物とやさしい交流ができ、(3)自分が自由に自分を生かせる...そんな社会。
・「差別」の原因は、無知、あるいは非親近性に基づく予測不可能性への忌避にある。排他的、差別的な人は人類の敵である。人類を滅ぼそうとしている人である。
・どんな意見も切り捨てない。
・立場の違う人もいて、というより一人ひとり違って当然の世の中。「なぜそう思うの?」と問い返そう!! そう考えたらどうなるんだろうとゆっくり自分自身の中で考えよう。
・戦わなくて平和な社会、働かなくても生きていける社会、災害がなくても助け合う社会。
・(1)世界平和 地球はひとつ 我々地球人 (2)基本的人権の平等 人種・性差において (3)表現の自由....この3つが実現出来た社会を望みます。
・全ての差別を社会からなくする(LGBT、男女、障害他)
・弱肉強食の社会でなく、弱い者を一番大切にする世の中になるように切望しています。

選挙
・公職選挙法を国民の手に取り戻そう。議会制民主主義は政治の根幹だ。現行の公職選挙法は与党有利に改悪され台無しとなっている。これを改正することが野党伸長の鍵だ。あらゆる機会を捕らえて野党、国民は公職選挙法改正の声を上げ続ける努力が必要だ。
・選挙制度を改め、選挙区を都道府県単位として比例代表とする。
・選挙制度改革と二世議員の歯止め。外国人定住者の選挙権。
・選挙区の定数是正をはじめ、選挙制度を民主主義の基本に基づいて見直せ。国会議員の不正に対する「議員召喚制度」をつくれ。
・半分の国民が選挙に行かない、遅れてる国だ。自分たちの基盤をなす国の仕組みを作る意味もわかってない。投票してこそ要求できるのだ。文句を言えるものじゃない。投票せねば。

経済
・全世界の国が同時にベーシックインカムを導入できるような内政と外交をめざそう。
・最低賃金2000円、ベーシックインカム実現。
・消費税を(最終的には)0%に戻し、軍事費を極力減らそう。
・ほとんどマネーゲーム化した世界の金融取引への課税制(金融取引税=トービン税)導入を働きかけよ。
・中小企業(個人事業主を含む)の失われた粗利を100%補償する。消費税は当分の間軽減税率のゼロパーセントを提言します。
・地方分権し、地方自治をすすめ、地産・地消で自然環境を守り、持続可能な経済をめざす。
・全国民を対象とした最低所得補償制度を設け貧困の悲劇をなくす。
・商業広告を禁止する。資本主義の悪弊を是正する最も有効な策。

環境
・脱原発、脱炭素、クリーンエネルギーへ。
・No Nukes, No War.
・科学的に考えた時、福島原発と同等以上の事故がいつまた起こるかもしれない。脱原発は議論の余地のないものとして認めよ。
・原発(原爆製造の副産物)に未来なし。
・核のない社会(原子力発電をやめる。核兵器絶滅)
・社会が脱原発になるように願っています。

政治
・すべての政策は広く情報開示して、時間をかけ熟議し、市民の理解を得た上で初めて施行する。特に重大な市民の生活に影響を与えるものは国民投票を実施。
・一つの地球上で競争よりも協働、収奪よりも支え合い、すべての命が一番をモットーに考えられた政治を。
・大国は食料を一人じめするな。
・自給できる日本をめざそう。
・原点回帰:未来の歴史に何を残すのか。民主主義とは、主権在民・自由平等・法治主義であり、三権分立ー行政(公文書)の情報開示・立法チェック機能アップ・司法権の独立(法による秩序)ーを求めます。
・国際人権条約の「個人通報制度」を批准する。ー裁判所が国際人権規約に基づく判決を出すようになります。不当判決がなくなります。
・文書管理庁の設置を!名簿、公文書の保管の大切さを考えてください。
・世界に恥をさらしている入管の非人権の極みと言える恣意的入国者収監制度を直ちに廃止せよ。
・秘密保護法の廃止。政府の文書作成義務とその完全なる情報公開。外交条約の完全公開。情報の秘匿による行政の非民主化の排除と国際上の密約廃止。
・判断に資する「情報」を有権者が得ることができなければ、民主主義は崩壊する。ゆえに、報道機関の「使命」とは、国民の「知る権利」に応えることである。
・オリンピック、万博、カジノ、国家主催のイベントの廃止。すべて民間に委託する。国家事業の縮小、医療等の総民営化。
・公共事業(ダム、道路、電力等)はすべて民間へ。
・パンデミックと経済危機から国民の命と暮らしを守る政治を。
・安倍政権を打倒し、当面10万円をコロナ終息まで何回かずつ総額100万円程度の給付金を支給すること。
・アイヌ民族の権利を。観光事業としてのアイヌ文化を現在進めているが、その先に進んでアイヌ民族の権利を。とりあえず北海道におけるサケをアイヌ自ら取る権利、道内の国有地、道所有の土地の返還を行なう。
・大企業に対し民主的規制を行ない、その経済支配を抑制し、社会的責任を果させ、労働者、農民、中小企業者などの国民の生活と権利を守るためのルールを確立する。
・アメリカの植民地を脱し、自立した日本を(治外法権、地位協定含む)。
・検察側の上訴権の廃止。
・位階、叙勲廃止。国民がお上への功労によって評価されるのは不当。まして公務員が公務を果たすのは当たり前。表彰を辞退したいのに辞退できない人たちのいることを知っているのか。良心的に辞退した人たちを公表して終了してはどうか。
・官僚を内閣の下に置く官邸という構造を廃棄すべきです。
・特定の検察官定年延長の違法な閣議決定は廃棄すべきで、人事介入が出来る検察庁法案改正案も廃棄すべきです。
・参議院議員はより良識ある代表を選出するため全国民の中から抽選する。

憲法
・憲法9条の実現をめざせ。
・日本国憲法前文は「政府の行為によって再び戦争の惨禍を起こさせないため」次の(1)と(2)を揚げた。(1)諸国民との協和により豊かな成果を得る。(2)わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保する。 この平和原則を主権者として絶えず確認し、子孫に引き継ぐ。
・憲法9条を国政の大原則として世界の平和を推進して行くべし。
・平和憲法を輸出の目標に。特にアジアに向けて、平和憲法を広め、実践して、民衆のために平和をつくる。
・憲法9条の意志どおり戦争のない社会になりますように願っています。
・憲法9条の実現をめざせ。まず日米安保条約をやめ、辺野古をはじめとする米軍基地を撤去し、軍事予算を削減し、自衛隊をなくせ。
・憲法9条を厳守し、日米安保条約を破棄し、日本から米軍基地をなくし、災害時などに役立つ自衛隊をつくろう。
・平和憲法9条に自衛隊明記や、国民主権ではなく国家主権による緊急事態条項への憲法改悪に反対です。

天皇
・天皇はいらない。主権在民が基本。
・天皇制の廃止。元首は直接選挙で選ぶ(大統領制)。
・天皇の廃止。「太平洋侵略戦争」の実行責任者である天皇は責任をとり、すべての被害者に謝罪を表明する。日本に住む人々が天皇の廃止を決める。
・天皇制度は廃止する(天皇一族が社会に存在することは尊重する)。

自衛隊
・軍隊(自衛隊)はいらない。武力をもとにした階級組織の否定。
・ひとつ気づいたことですが、”市民の提言30”の26番目の「自衛隊をなくせ」と言い切るのではなく、それに続いて”「国土保全部隊」のようなものに再編成する”などと付言してはと思います。
・自衛隊を解体し、憲法前文の精神に基づいて世界平和を実現する。
・アジア等第三世界の人々のくらしを破壊し苦しめるだけの援助・開発・投資をやめろ。「災害大国」日本は、自衛隊より「災害救助隊」が必要。これこそ9条を生かす道だ。

教育
・塾産業に毒されている日本の教育の見直しを。塾があることに疑念を抱かない現状はおかしい。塾依存の教育を改めなければ日本の未来に希望はない。他力依存の子ばかりで、大西順応型ばかり。自己の確立など到底不可能。教育格差の源泉でも。

労働
・労働時間8時間の厳守。他国に例を見ない長時間労働の見直しは必須。そうすれば国民が人間らしい生活が営める。家族の団欒、人との交流、健康維持、働き口の増加、文化的生活、出産、地域活動等可能に。犯罪減少、ストレスの解消にも。